勃起不全の症状は人によって違う

男性性機能障害のひとつである勃起不全ですが、人によってその症状は様々です。
勃起不全と聞くとまったく勃起しないようなイメージになりますが、実際にはそうではありません。
勃起に時間がかかったり、勃起しても途中で萎えてしまったり、勃起する時としない時があったり、勃起はするが十分に硬くならなかったりします。
性交時に十分な勃起やその維持が出来ずに満足な性交が行なえない状態の全てを含めて勃起不全と言います。

正常な勃起には、神経と血管が深く関与しています。
性的刺激が脳からの信号により、神経を介して陰茎に伝わると、陰茎海綿体(いんけいかいめんたい)の動脈は拡がり血液が流れ込みます。
スポンジ状の海綿体(かいめんたい)は流れ込んだ血液をぐっと吸い込み、大きく膨らんだ状態が正常な勃起です。
EDの場合、動脈の拡がりが不十分で、十分な血液が動脈に流れ込まなかったり、勃起につながる神経のどこかにダメージを受けていて、硬くなるのに時間がかかったり、勃起が十分続かなかったりします。

原因も色々です。
心因性EDといって、精神的なプレッシャーやストレスが原因となっている物は起床時の生理的な勃起や自慰行為の際の勃起は特に問題はなくパートナーの前では問題が起きるタイプです。
器質性EDは血管や神経などの身体的に勃起させる機能自体に障害が起こっているタイプです。
EDの程度や個人差はあるものの、朝立ちがなかったり、自慰でも勃起が起こらないケースが多いです。
混合型EDというものも報告があります。
複数の要因により発症するもので、心因性・器質性、双方の原因が混在するタイプのEDで高血圧や糖尿病などの基礎疾患があるケースが多くみられます。

治療に際してはどのタイプの勃起不全か、どのような症状の勃起不全かによって方法が変わりますし、本人がどのような状態に改善したいかも重要になりますので、しっかりと医師と話し合って決める事が大切です。